医療的ケア児との夏のおでかけ準備|熱中症・虫刺され・医療機器の注意点まとめ

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今年の夏も、とっても暑いですね!
私は先日、熱中症になりました。室内でも簡単に起こりやすいので、みなさんどうかご注意を!

医療的ケア児と夏に一緒におでかけするときは、暑さや環境の変化、機器の安全面など気をつけたいことが山ほどあります。
私自身も、娘との遊びや通院での経験から「こんなこともあるんだ!」と驚いた場面が多くありました。
この記事では、私の体験を交えながら夏のおでかけの準備と注意点をまとめます。

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夏におこりやすいトラブル一覧(例)


1. 病院が暑い!or寒い!まさかの冷房トラブル

病院は「涼しいはず」と思って行ったら、まさかのクーラー故障。
かと思えば、今度は「寒すぎて震える」ほど冷房が効いていることも…。

予想とは違う環境に出くわすことがあるので、暑さ・寒さの両方に備えておく必要があります。
ただでさえ荷物が多い医療的ケア児の外出。準備が増えるのは本当に大変ですよね。


💡 暑い場合の対策

  • 保冷剤や携帯扇風機、アイスノンを持参
  • 院内の売店で氷を販売していることもあります
  • 体調が悪い場合、ベッドで休ませてくれる場合もあるので相談を

💡 寒い場合の対策

  • 膝掛けや毛布を持参
  • 上からの冷房が直接当たらないよう席を工夫したり、受付で相談するのも◎

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2. 動物園で気づいた「環境の変化」

「久々におでかけしたいね」と話し、動物園に行くことへ。
しかし思わぬ出来事が…

動物園は、屋外展示場だったら広々としており、混雑をさけながら自分たちのペースで回れるので安心かなと思いました。
室内にいる動物たちに会うには、エレベーターを使う必要があったり、人ごみが気になるので遠慮しますが、
屋外の動物なら比較的ソーシャルディスタンスも保ちながら見えると感じたからです。

しかし、思ったより炎天下の動物園。動物たちはみんな涼しい屋内に避難していて、ほとんど屋外にはいませんでした…。
いたとしても遠くて、娘は動物を認識できず。写真もとれませんでした。
日陰が少なく、園内は広く、親も子も体力消耗。涼しい場所には人が沢山。

💡お出かけ前の対策

出発前に、どの動物なら近くで写真がとれるのか事前に情報収集をして
休憩所・日陰・冷房のある建物の位置を確認しておくと安心です。


3. 熱中症・脱水症のリスク

暑くて湿度の高い場所での移動や待ち時間は、熱中症・脱水の危険大。
ケアに集中しているとついつい水分補給を忘れがちです。

💡お出かけ前の対策

  • 前日に親のペットボトル・塩飴を用意する
  • 保冷剤を冷やしておく
  • ベビーカーに日除けケープをつける など対策が必要です

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医療的ケア児も親も熱中症・脱水になりやすい!
熱中症の5割が室内で発生
夏の生活で気をつけることとは


4. 夏の風邪・ウイルス感染にも注意

風邪=冬のイメージですが、夏にも流行するウイルスは多数。
医療的ケア児は重症化しやすいこともあるため、より注意が必要です。

なぜ”夏に流行する”ウイルスや風邪があるのでしょうか?
冬のウイルスとの違いとはなんでしょうか?

ざっくりいうと、
・冬は乾燥に強く、湿度に弱いウイルス。夏は乾燥に弱く、湿度に強いウイルスが生きのびやすいです
夏ならではの行動があることで伝播します。
例えば、
・冷房の効いた室内に集まる時間が長い → 密な環境
・プール・水遊び・海水浴 → **接触や共用物(タオル・ゴーグル)**が増える
・夏休みで人との交流が増える(旅行・帰省・イベント)など


また、夏ならではの体調の変化もあります。

  • 暑さで体力や免疫が落ちやすい → 感染に弱くなる
  • 汗をかいて手洗いが不十分になりやすい
  • 水分不足で粘膜が乾燥 、マスクをしない→ 病原体が入りやすくなる など

🔷夏に流行しやすい風邪・ウイルス(例)

ウイルス名主な症状備考
アデノウイルス(プール熱)高熱・喉の痛み・目の充血タオル共有NG
エンテロウイルス発熱・下痢・嘔吐・発疹兄弟児から感染しやすい
コクサッキーウイルス(手足口病)発熱・口内炎・発疹食事困難になることも
RSウイルス咳・鼻水・ゼーゼー重症化リスク高
ヒトメタニューモウイルスRSに類似季節外れ流行あり

🔷アデノウイルス(プール熱・咽頭結膜熱)

  • 飛沫・接触
    排泄物・咳・くしゃみ・鼻水・目やにが → 目・喉・鼻の粘膜 を通じて感染。
  • プールの中、物品に付着したウイルスも長く生存しやすいため要注意
特徴内容
🧼 消毒に強い一般的なアルコールでは完全に死なないことも(※次亜塩素酸が有効)
💦 湿った環境で長持ち濡れたタオル・洗い残しの布などで何時間〜数日生存することも
🧸 表面でも長生きドアノブ・蛇口・おもちゃ・床・手すり・便座などでも数時間〜数日残存する
🖐 手の表面手に付いたまま→目や鼻をこすって感染、しっかり洗わないと残る
👁 粘膜に強い目(結膜)・口・鼻などから入り込みやすい(だから“プール熱”)
  • 対策:タオルの共用はしない。目薬の共有はしない。
    手洗い前に目・鼻・口を触らない

🔷エンテロウイルス(夏かぜの代表)

  • 経口(糞口)感染:おむつ替え後の手指から口へ
  • 飛沫・接触:咳・鼻水、唾液
    対策:おむつ替え後は石けん手洗い→アルコール/トイレ・おむつ台・取っ手をこまめに拭く(次項の清掃ポイント参照)。

🔷コクサッキーウイルス(手足口病・ヘルパンギーナ)

  • 唾液・鼻水・便、さらに水疱(ぶつぶつ)内の液にもウイルス
  • 症状が治っても便から数週間排出される
    対策:水疱はつぶさない/タオル・食器の共用なし/おむつごみは密封して即廃棄。

🔷RSウイルス

  • 飛沫:近距離の会話・咳
  • 接触:鼻水などが付いた手すり・おもちゃ→手→鼻口
  • 対策:予防接種/看病者を最小限に固定/こまめな手指衛生/混雑を避ける。家族に咳症状があればマスク+距離。

🔷ヒトメタニューモウイルス(hMPV)

  • ほぼRSと同様に飛沫+接触
  • 兄弟児→家庭内で広がりやすい
    対策:RSと同じ。帰宅後の手洗い・顔拭きをルーティン化。

💡 おでかけ前の対策


アルコール消毒をしても、効果がないウイルスがいるので、
・手洗い・うがい
・自分自身目・鼻・口をこすらない
・タオルなど家族内でも共有はさける
・室内では必要時マスク着用
・人ごみは避ける 対策が必要です


5. 虫のトラブル

室外だけではなく、室内でも虫のトラブルがあります。

胃管の上に虫が止まっていた時は、驚きました…

  • 編み戸に貼る虫よけネット
  • 肌に優しい虫よけスプレー
  • 通気性の良い長袖
  • バギーやベビーカーに虫よけカバーをする

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6.肌トラブル

夏は暑さによって肌トラブルの危険が沢山あります。

🔷あせも(汗疹)

  • 汗腺が詰まって炎症を起こす
  • 首、背中、わき、オムツまわりなどに小さな赤いブツブツ
  • 子どもにも大人にも多い

🔷日焼け(サンバーン/サンタン)

  • 強い紫外線で皮膚が赤く炎症したり、黒く色素沈着したりする
  • シミ・そばかす、将来的な光老化や皮膚がんリスクも

🔷汗かぶれ(汗によるかぶれ・接触皮膚炎)

  • 汗や衣類の摩擦でかゆみ・赤み
  • 特に下着のライン、肘や膝の裏などに出やすい

🔷虫さされ

  • 蚊・ブヨ・ダニなどによるかゆみ・腫れ
  • 掻き壊しからとびひ(細菌感染)に進むことも

🔷とびひ(伝染性膿痂疹)

  • 掻き壊したところに細菌がついて水ぶくれやかさぶたに
  • 夏は湿気と汗で繁殖しやすい

🔷水いぼ(伝染性軟属腫)

  • プールや接触で感染
  • 光沢のある小さなプツプツ

🔷真菌トラブル(カンジダ・水虫・たむし)

  • 足の蒸れや高湿度で真菌(カビ)が増える
  • 足の指の間がジュクジュク、赤い円形の発疹など

💡 おでかけ前の対策

汗をふくタオルや、着替え、皮膚に赤みがないかなど確認しましょう。

7.医療機器が汚れる・壊れる

砂ぼこり・雨・汗・高温は機器の大敵。

  • 専用カバーや防水バッグに入れる
  • モバイルバッテリーを携帯
  • 帰宅後はフィルター清掃

8. 火を使う場所には要注意!爆発の危険も

酸素ボンベや呼吸器を使っている場合、火気は厳禁。

  • バーベキュー・花火・蚊取り線香は避ける
  • 電気式虫よけに切り替える
  • 周囲にも火気NGを周知

9. 砂ぼこりや排気ガスで呼吸状態が悪化することも

  • 乾燥地面ではバギーカバー使用
  • 吸引回数が増えることを想定
  • 外出後は顔や鼻周りをやさしく拭く

10. 夏は食中毒の季節!お弁当や飲み物にも注意

  • 保冷剤・保冷バッグで管理
  • 調理後は2時間以内に食べきる
  • 生物(半熟卵・生肉・生魚・生野菜)は避ける
  • ペットボトル直飲みせず、コップ使用
  • 経管栄養の注入物も作り置きせずその都度準備

11.低体温

プールで低体温になることがあります。
おうちで練習してからプールに行きましょう

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おすすめ持ち物チェックリスト

  • 保冷剤(首用・脇用)
  • 携帯扇風機(静音)
  • OS-1やそりた顆粒など補水グッズ
  • 虫よけ
  • ベビーカーやバギー、医療機器のカバー・防水バッグ
  • からだ拭き・日焼け止め
  • 毛布・羽織・タオル
  • 替えのガーゼ・おむつ・着替え
  • 体温計・温度計

おわりに

夏のおでかけは、事前準備と小さな工夫でぐっと安全になります。
無理せず、子どもも家族も笑顔で過ごせる計画を立てましょう。
思い出は「安全の上にこそ」つくられる――これを忘れずに、この夏も楽しい時間を過ごしてください。

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